平昌オリンピックに思うこと
オリンピックも今週末で終わるかと思うと・・・寂しいですね。
家に帰ると、これまで馴染みのなかった競技でも、ついついテレビを流しながら見てしまう
今日この頃のJJです。こんにちは。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
開会式で、上半身裸で入場したことで注目を浴びたトンガの選手。覚えていらっしゃいますか?入場した途端に、この寒いのに上半身裸???とアナウンサーも驚いていましたね。
しかし、実はそれには深い理由があったことを、私は昨日知りました。
トンガの選手 ピタ・タウファトファ。彼は実は2年前のオリンピック2016年リオデジャネイロオリンピックではテコンドー選手としてオリンピックに出場し、開会式では今回同様ムキムキ姿で入場行進をして大きな歓声を浴びていました。
しかしなぜ??
自国では「帰る家のない子供たちの支援施設」に勤務し、若者の貧困問題に取り組んでいるピタ・タウファトファ選手。若者に努力をすれば、夢は叶うと教えるために、トンガではとても無理だと思われていたクロスカントリーに出場することを決めたとか。
あの上半身裸での入場は、オリンピックに戻ってきたよーーってアピールだったんですね!
選手は、7人兄弟。1人兄弟が亡くなったことをきっかけに「生きることのありがたさ」を感じたとタウファトフア選手。以後、難しいことへのチャレンジが彼の原動力になっているとのことです。
もうひとつ感動したのは…スピードスケート500mで金メダルを獲得した小平奈緒選手と、
李相花(イ・サンファ)選手の友情。
滑り終わって、小平選手の金メダルが決まった後、小平選手が何かを銀メダルのイ・サンファ選手に声かけをした。それが何という言葉なのか私はとても気になりました。ああいうときって勝者はなんと声かけをするのだろう?
「チャレッソ」よく頑張った。「私は相花のことをリスペクトしてるよ」
そのシーンを中央日報電子版は、「2人は同じチームの選手が金、銀を獲得したかのように互いをたたえ、ともに場内の歓声に応えた。」と記していました。
試合の後二人が並んでお互いの国旗を背負ってリンクを滑る姿をみて・・・私は涙が出るほど感動しました。
韓国メディアでも、9人のガールズグループTWICEなどが所属する芸能事務所のCEOで歌手のパク・ジニョンさんは「勝負より偉大なものがある。人種、国籍より偉大なものがある。尊敬、友情、愛……、2選手に感謝」とinstagramに書いた。
また、男性有名歌手のユン・ジョンシンさんはFacebookで「すべてが終わった瞬間、ライバルというよりは伴走者のようだった」と書き込んだ。
などと、反響を呼んでいるようです。
オリンピックにはいろんな人の人生のドラマがあって、涙なしには観られませんね。
まだまだ続くオリンピック!
0コメント